こんなトラブルにご注意 解約をもとめた交渉 契約に関する資料

 

  • 2005年2月17日: 実家に帰省していた小職が「リース支払い予定表」を発見。金額とリース期間に不審を抱き、リース会社O社カスタマーサポート部に問い合わせる。
     
  • 2005年2月18日: O社社からFAXにてリース契約書写しが送られる。M社の営業担当者に対して当時の見積明細の提出を求めるが、送付されてきたのは「発注書(控え)」のみ。
     
  • 2005年2月21日: M社営業担当Iに機器設置当時の資料を電話で再請求。この間、Eメールでも問い合わせをするが対応はなし。
     
  • 2005年2月24日: 郵送にて「明細書」が届く。2005年2月22日作成となっていたため、再度、催促を行うが他に資料はないという I氏の対応(電話回答の内容)。「資料は渡したはずだ」「いや、もらっていない」の押し問答となる。 物件の撤収と支払い停止の意向を伊藤氏に伝えたところ、「解除料」の支払いが必要という説明をもらう。
     
  • 2005年2月27日: EメールにてM社宛てに抗議書を送信。
     
  • 2005年2月28日: M社静岡支店O支店長に対して電話で抗議。同時にNTTネオメイトにもトラブルの事情を通知。 連絡を待つ。
     
  • 2005年3月1日: NTTネオメイトのN氏から電話連絡。彼に事情を説明。夜にO氏より抗議書に対するFAX回答がある。「リースに関する真摯な説明は行った」「契約者はリースを理解し契約に同意」という立場。
     
  • 2005年3月2日: NTT116番にかけトラブルを報告。担当、K氏。夕刻、NTTネオメイトのNより電話。N氏からの報告も受けたこと、今回のトラブルを社内でも報告したと伝える。
     
  • 2005年3月3日: 午後、O氏より電話、続いて夕刻にO社担当I氏からも連絡が入り、3者間での面談の場を設定する 旨、伝えられる。
     
  • 2005年3月8日: 午後2時、M社からO氏、I氏、O社からはF氏とI氏が拙宅を訪問。和解案は提示されず、解約の手続には至らず。  
  • 2005年3月16日: こちらの要求を受け入れてもらえない理由を書面で回答をO社に求めるが、回答はなし。18、24日にも催促のメールを送るが、これもまた反応なし。
     
  • 2005年3月25日: 知り合いの紹介で弁護士事務所を訪問。法律相談を受ける。
     
  • 2005年4月〜  :弁護士を介して業者と交渉中。この間、支払いは続行したまま。

   


   当初、私たちが求めたのは 2005年3月分からのリース支払いを停止することだけでした。 「リースは中途解約できないといったはずです」「いや、言っていません」という水掛論争のなかで、それを、リース契約期間であることを盾にとって、リースを解約することをあたかもこちらの「悪行」に仕立てようとする業者のやり方には疑問を呈せざるを得ません。

 そこには、「顧客満足」を全く無視した、「稼ぐが勝ち」「あとは野となれ、山となれ」という営業手法、手の込んだ一種の「振り込め詐欺」といってよいような理不尽さを感じます。利益を追求するのが企業が企業として存在するための理由。しかし、そこには、「顧客の立場」「顧客のメリット」を慮る気持ちがなくてはならないと思います。

 リース残がかなり残っているのに新たなリース契約を結ばせる、導入したところで(一老人にとっては)全くメリットのない製品を押し付ける、100分の1以下の費用で解決できる方法が実際にあるのに、それを知らせないどころか虚偽の説明をする・・・・・・どれをとっても、「技術立国」日本の名折れともいうべき商行為だと考えるのは私だけでしょうか。

 聞くところによれば、今回父が遭遇したようなトラブル事例は全国に数多くあるといいます。それが表ざたにならず、顧客側の泣き寝入りに終わっている理由には、もしかしたらこうした悪徳商行為まがいなことを平気でする業者を、NTTやリース会社が「泳がせている」という実情があるのではないかとさえ思ってしまいます。

 なお、多くの悪徳商法の実態は「悪徳商法マニアックス」等のWEB上の会議室でも取り上げてもらっています。

 

M社担当営業者の電話回答

リース契約の総額など真摯に説明を行ったという回答
買取ではなく、リースにしたほうが良いという説明
見積書の控えはないという説明
買取価格がいくらかという質問に対する回答
NTT販売店による価格は統一基準があるという説明
個人情報保護のため契約内容を即答できないという説明
文書回答の約束

Windows ムービーメーカーのDownloadサイト